honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「イースタン・プロミス」

「観終わってまず、ナオミ・ワッツだったんだ!と」
「不意打ちだったな」
「エンドクレジットまで分からないなんて。気にしてなかったっていうか」
「にしてもリンチ、ピーター・ジャクソン、クローネンバーグが並ぶフィルモグラフィーはうらやましすぎる」
「汎用性が高い、いい役者さんだってことでしょうか、それにしても溶け込んでて」
ヴィゴ・モーテンセンにばかり注目してたのもでかいな」
「期待以上でしたね。あんな人近所にいたら『ああ、無理だ』って思いますよ」
「ああ、無理だな」
「目がね、座ってるなんてもんじゃない、座り込み状態ですよ」
「姿勢の良さも、髪型も、着こなしも、なんだかもう」
「『違います、勘弁してください』とかいきなり言ってしまいそうです」
「何が違うのか、何を許してもらうんだか」
「自分でもよくわからんですが。話しかけられてからの間の取り方もおっかないです」
「そのくせ何だか、どことなく可愛げがあるというのも凄いよな」
「可愛げというか、何か笑えるのは確かです。あくまで画面越しにですが」
「とんでもない目に合うだに笑える。殺し屋ホイホイかと」
前作もそうでしたが、殺した後の感情が『ああ参ったな』しかないんじゃないかっていうキャラ造形が凄いです。葛藤ゼロ」
ヴァンサン・カッセルはどの映画でもソワソワしてるよな」
「奥さんが心配なんじゃないですかね」
「ああ、モニカ・ベルッチエロいからな」
ナオミ・ワッツはいつもテキパキしてますよね」
(以降ネタバレを含みます)
(劇中でも出てくるサッカーチーム・チェルシーの会長ローマン・アブラモビッチ氏はロシア人、とかそういう話題は好きな人におまかせ。いや、知らないわー)
「ああ、テキパキしてるが、だがあんたその手帳最初から警察に出すべきだろって感じだよな」
「身元不明の遺体ですもんね」
「でもまあそうしちゃうと話が転がらない」
「うまいこと、警察も動かずイコール手帳も行き場がないという理由付けが何か…舞台がロシアならありえるかなと何となく思ったんですが、舞台、ロンドンじゃないですか…」
「珍しいよな、クロネンバーグがカナダから離れるなんて。でもないのか?」
「うまい理由うまい理由…うーん、誰も気にしないのかも!」
「だな。あれだけ血が流れれば」
「凄かったですね」
「ザクッブシュッ!ブシャアアアアアの次はボトボト、ドバシャッ」
「前作に引き続き、モーテンセンさん登場する前から人死にが出てます」
「同時に生まれてもいる」
「きっちり産まれたての赤ん坊をうつしましたねー」