honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「ディパーテッド」

マット・デイモンマーク・ウォールバーグって何か似てるよね」
「それはそれとしてディカプリオの出た映画、劇場で観るの久しぶりだなあ」
「何だろ、『ギルバート・グレイプ』以来?」
「いくらなんでもそんなわけないか」
「…いや、そうかも、『クイック&デッド』はレンタルで観たし『ロミオ&ジュリエット』は試写会だったからな…」
「すごいな、10年観てなかったのか」
「CMコピーは『こんなディカプリオ、見たことない』だけど、こんなも何も、ディカプリオ自体久しく見たことなかったよ」
「それを言ったらスコセッシの映画を観るのも久しぶりだ」
「そんなこと言ってもキリないな」
「それはさておき」
「オリジナルは未見です」
「設定はいいと思うし、そして暴力描写なども唐突でなかなかですが」
「『潜入してるのがバレないだろうか』というサスペンスを表現するにあたっては、やはり主演ふたりにもっともっと感情移入させた方がいいんじゃないかなーとか」
「『こういう人、いるよなー』『ああ、あるある』っつう具体的な小ネタがね、もっとあってもいいんじゃないかと」
「役者はふたりともそつなくこなしてるんで、とにかく脚本段階でもっと詰めつつ馬鹿話もさせられるんじゃないかと」
「けっこうどっちも、テーマに直結したようなことしか話さない感じなので」
「2時間40分あんだからなあ」
「いや、食い物は何が好きとかこの番組つまんねえとかそういうことでいいんですよ、共感させてくれれば」
「それかもしくはふとしたときに育ちが出てしまうとか、そういうんでもいい」
「あ、ジャック・ニコルソンの役は虎眼先生みたいなイカレっぷりでいいっすね。こういう人は感情移入もクソもない」
「あと女医の人の黒いパンツは良かったような、なんか余計なこと考えてしまったというか。凄まじい男運のなさだな、しかし。黄色い封筒の中身はちゃんと生かしたんだろうか」