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食べ物も供給過剰だ。
コンビニもスーパーも棚を天井にまで到達させ、それでも足らずに天井も棚にしてしまったため、
上の方にある品物は脚立に乗らないと取れないありさまだ。

なぜこういうことになるのかと言えば、そりゃもちろん現実世界での食品業界の開発競争のしわ寄せに他ならない。

中でも目立つのはポッキーだ。棚がひとつ丸ごとポッキーで埋まってる。
「ごはんポッキー」が出てからの新製品ラッシュは凄まじかった。
それまでは順当に果物やお菓子路線で攻めていたのだが、開発担当の人の中で何かが壊れたのだろう。
ごはんポッキーは遠足の前に学校でも話題になり、職員会議の結果「おやつには含まれない」という結論が出た。

何はともあれ、ポッキーの開発担当の人は休暇を取って、しっかり寝た方がいい。
その後のおかずシリーズはどう考えてもプリッツで出すべきだったし、どうぶつシリーズも疑問が残る。生肉を噛むような食感が必要なのか。
とにかく竹ポッキーのことだけは未だに許せない。竹ヒゴはおやつにはなりえない。

現実世界にはない屋台も多い。
「かっぱドッグ」もそのひとつだ。
なんでもそのむかし、モスバーガーで配っていた雑誌『モスモス』で紹介されていたメニューらしい。
要はホットドッグのソーセージの代わりにキュウリをはさんだ代物だ。
何もかけないで食べるのが正式だとか。
これで350エア円を取るその根性がすごいと感心したが、
『エア様のブランチ』で紹介されて大ヒット。
何が「ヘルシーさがウケたんでしょうね」だ。ふざけるな。

コンビニ各社はそれぞれ独自ブランドを立ち上げているけど、エァミマの腹ペコシリーズのはかなりうまい。仕入れルートの開拓に苦労したそうだ。
食品メーカーの人が仕事で考えて頭の中でボツにした食品なんか、本当にお腹が空いている人が想像した食べ物の足元にもおよばない。
時々、何というか、泣きそうなほどうまいのがある。


そういうのはたいてい輸入物だ。
コンビニ本社の仕入れ担当の人の、海外での奮闘を描く番組を見た。
お腹を空かせた人の想像ならなんでもいいわけではなく、やはりエア日本人の好みに合う食習慣を持つ国のじゃないとヒットは望めないらしい。担当の人のすごくいい笑顔で番組は締めくくられた。