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エア(略

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エア世界はどこにあるのか?
そう思った人は家の外に出てみてほしい。
外に出て上を向けば空が見える可能性が高いと思うけど、
ここはひとつ、その空が水面だと思ってほしい。
そうすると、その水面にはあなたと、あなたが立つ地面がうつっているはずだ。あなたが真上を向いていて、波がそんなになければ。
まあそんな感じの位置関係でエア世界は存在している。
そこにうつる地面に僕らは立っている。
全部空気なのでわからないだけだ。

架空という言葉の意味を辞書でひけば、なんとなくわかってもらえることと思う。

ここには現実世界にはない建築物がたくさんある。
現実世界では構想で終わった建物が、片っ端から建てられ、所狭しと並んでいるのだ。
有名なところでは国会議事堂。あれはデザインを一般公募したんだけど、採用されなかったやつがエア世界のエア永田町では全部並んでいる。というか永田町では収まりきれず、溜池山王の方まで国会議事堂で溢れかえっているのが現状だ。

各国会議事堂では、現実世界で議員になれなかった人が、エア議員になって国会運営のあり方についての議論を戦わせている。
又吉イエス紀尾井町あたりの国会(当時の中学生がふざけて応募した、トゲと砲塔の一杯ついたデザインが忠実に再現されている)で法務大臣として辣腕を振るっている。

ちなみにこちらでは、環七も環八もとっくに海の方まで完璧につながって、環状と呼ぶにふさわしい道路になっている。もちろん外環も。
外環…外郭環状道路が大泉ジャンクションからそのまま(地上で)延長されることが決まった時はエア杉並区民とエア狛江市民とエア世田谷住民が大反対したけど、又吉国土交通大臣(兼任している)のご威光により、延長線上にある住宅を全部消し飛ばすことで一件落着した。
その時同時に、世田谷通りは片側四車線になった。
まあ車を運転しないぼくには全然関係ないことだけど。

国会図書館は同じ位置にある。大きさも同じだ。
ただ所蔵すべき書物の数の関係で、地下30階まである。順次掘り下げていく予定だそうだ。
深く掘るほど空気が薄くなって大変らしい。

こっちでは出版業界は好調で、面白そうなエア書籍が非常に多い。
最近スタニスワフ・レムが「完全な真空」で紹介してた本を全部読み終わったところだ。
パトリック・シルベストルの「初期革命評論集」はもちろん読んだ。課題図書だったし。