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エア青春小説の可能性について

ぼくの両親は第3回エアセックス世界選手権大会で出会い、駆け落ちしてぼくを産んだ。

という書き出しで始まる青春小説はどうか。
主人公の父親はエアセックス選手権の女性出場者のパートナーで、母親は男性出場者のパートナー。
つまり二人ともエア人間。エア男女。
都合のいい時だけ召還され(時に人前で)セックスの相手をさせられる生活に嫌気がさし、手に手を取って逃げ出し、新天地を目指したのだ。
こうして産まれた「ぼく」もやがて大人になり…みたいな話だ。


うん、まあ何と言うか、映画「A.I.」観た時のネタと同じベクトルだ。


第1章はエアガン*1片手にエアカーに乗り、迫り来る追っ手(出場者の男女)から逃れ、エアカップルが目指すはエアメキシコ!という話。
で、第2章がエア童貞である「ぼく」の話。
舞台はエア日本。エア郊外。
エア祖父母に育てられ、エア中学に通っている。
エア裏山で見つけた、雨に濡れたエアエロ本にドキドキしたりの毎日だ。

*1:BB弾が出るやつではなく、見えない自由が欲しい時に撃ちまくる、例のアレだ。