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「スカンジナビア号が沈没 和歌山沖でえい航中に」

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060902/eve_____sya_____013.shtml
うああ。子供のとき泊まったことあるわー…。おばあちゃんも一緒だったな…
沈んじゃったのかー…

2日午前1時半ごろ、和歌山県串本町の沖合約3キロで、改修のため中国の上海へ向かっていた元客船「スカンジナビア号」(約5100トン)が傾き、約30分後に沈没した。引き船でえい航しており、船内には誰もいなかった。
スカンジナビア号は1927年、豪華客船「ステラポラリス」として建造。第二次大戦中にナチス・ドイツに接収されたが、69年まで世界を巡り、豪華な内装と優美な船体から「七つの海の白い女王」と呼ばれた。
70年に伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)が買い取り、駿河湾で海上ホテル、レストランとして利用されたが昨年に閉店。改修しスウェーデンで海上ホテルになる予定で8月31日、静岡県の沼津港を出航したばかりだった。
串本海上保安署によると、1日午後10時10分ごろ、引き船が「スカンジナビア号が浸水、傾斜している」と連絡。いったん串本町の袋港に入ったが、2日午前1時半ごろ左舷側に大きく傾き、港を出て午前2時ごろ、沖合で完全に沈没した。
深さ約70メートルの海底に沈んだとみられ、わずかに油の流出はあるが、船の航行に支障はないという。同保安署などが測量船で沈没位置の確認を進めている。
連絡があった1日夜は晴れで、波も1メートル弱と穏やかだった。視界も良好で、接触事故などの報告もないことから、浸水は老朽化が原因の可能性もあり、同署で調べている。
伊豆箱根鉄道は職員を緊急招集し対応に当たった。総務課の社員は「出航したばかりでびっくりしている。30年以上、係留された姿を見てきた。本当に寂しい」と話した。