（ネタバレ地獄）
（お前の頭の中に爆弾を仕込んだ）
（ここから先を読むと爆発する仕組みだ）
「はいトムシリーズ最新作」
「示唆にトム内容だったな」
「フィリップ・シーモア・ホフマンがトムでもない悪っぷりでしたね」
「…思いつくの面倒くせえからトム混ぜるのやめよう」
「ちょっトムりがありますかね」
「頭ん中で爆弾が爆発した時の死に方の話とかがしたい」
「『ガンツ』な設定ですよね。誰が最初に考えついたのかなあ」
「左目が！こう！変な風にな！」
「明快な娯楽映画指向だろうに、妙にむごいですよね」
「その前の倉庫から武装ヘリが出てくる瞬間もゾクッとして良かった」
「ああいうハッタリはいいですよね」
「バチカンのくだりもお約束満載で良かったぞ」
「マギーＱ、すごいドレス着てましたね」
「そっからつながる、橋の上での敵側の襲撃もかなり派手で、絶望的でいい」
「でもねえ…」
「そこでスタミナ切れを起こすんだよなー」
「そこから、妻誘拐される→主人公仲間に拘束される→脱出→敵の狙いの物を奪取するため中国へ→ビルから飛び降りる→奪取する→渡しに行く→眠らされる→頭に爆弾埋め込まれる→脱出→妻を助けに行く→敵と対決、倒す→爆弾をどうにかするために妻頑張る→どうにかなる→ハッピーエンド、っていう流れなんですが」
「爆弾埋め込まれんの遅くねえ？」
「マクガフィンである“ラビッドフット”を奪うの省略するあたりで予算や話をまとめる気力がなくなったんじゃないかと思うんですが」
「爆弾埋め込まれるシーンも一回もねえよなー」
「奥さんとセックスするシーンとか入れてる場合じゃないですよね」
「舞台もどんどんしょぼくなってくるしよー」
「最後の舞台がどっかの医院？あんなんで医院ですかね？」
「アバンタイトルの緊張感溢れるシーンに戻るまでが長すぎるし、そこからが短すぎる。爆弾埋め込まれて『48時間以内だ』と言われて上海行く流れにすべきじゃね？で、あのシーンでのフィリップ・シーモア・ホフマンの詰問も結局のところ無意味な難癖でしかないし、何となくいなくなるし」
「顔を覚えちゃう敵の部下の処理も気になりました。髪の毛モジャモジャのやつとか」
（続く）
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