日テレでやってた「塀の中の懲りない女たち」観た。久々だなあ2時間ドラマ。
最近、意外なことに菊川怜株が上がりっぱなしなんだよね。
（俺の中での）スタート地点ではヨネクラと同じような場所にいたのに。
あの演技が良かったとか凄かったとか、そういう特筆すべきところはまだ特にないんだけど、
とにかく不思議と印象がよくなった。NHKでやった「出雲の阿国」このかた。
なおかつこのドラマ当たりだった。
すんごいことが起きるわけじゃないんだけど、手堅い、これぞプロの仕事という感じで。
夕飯後の挫折しやすい（寝るとか、本読むとか、どうでもよくなったとか）時間帯なのについつい最後まで見せられてしまった。
最後に監督というか演出の名前見たら和泉聖治。なるほど納得。乱闘も押さえておくのが東映テイストか。
中村梅雀演じる人の良すぎる亭主っぷりも良いけども、
同房のリーダー格役の杉本彩も良かったなー。目つきと声、こええもん。回想で出てくるシャブの売人の情夫を逃がしてアパートで捕まるもろ東映テイストなシーンもどハマり。
杉本彩を慕う役のあじゃ（という芸名）に、ナンバー２，３って位置づけの小松みゆき、濱田万葉。人の良さそうな大谷直子に鷲尾真知子、あと婆ちゃんの由紀艶子。みんないい感じだった。すごいギスギスしてる状況なのにすごい安定感のある（全員プロだから）不思議な房。
あじゃは声にドスがきいてて良し。しかし「あじゃ」でググると4番目くらいに出てくる公式ブログの顔にはビビる。ふだんこんななのか！
しかし何といっても鷲尾真知子さん（いきなり敬称）ですよ！この人出てんの気づいて（自分の中で）がぜん盛り上がった。
もうね、脇でオロオロさせたら日本で5本の指に入る女優。
世界オロオロ選手権があったら日本代表入りは俺が保証する。
ああ、この人単独でエントリ書かなきゃだな。
