honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

「イイヤッホオオオウウ!!!!!!」
「いや、はしゃぎすぎ」
「『パパはニュースキャスター』に続くパパシリーズ最新作!『パパは殺人マシーン』!」
「いやいや」
「しかし上映してる劇場少ねええええ!」
「東劇行ったのたぶんマドンナの『2番目に幸せなこと』以来ですよ」
「でも今年は本当、人体破壊映画の当たり年で、先生、先生幸せ(感涙)…」
「まあとりあえず落ち着いてください」
「しかしスピルバーグといい、クローネンバーグといい、なんだ、名前にバーグが入ってる監督は残虐描写を追求しなきゃいけない掟でもあるのかな」
「リンチとフィンチャーとクローネンバーグをデヴィッド繋がりってことで纏めて滝本誠が文章書いてましたよね」
「変態歴の積み重ねからして明らかにフィンチャー不利だよな」
「若いですしね」
「しかしな、掌底を連続して叩き込むと顔面ああなるのかと!」
「やはり拳骨より掌底ですね」
「あと、階段ですると背中がああなるのかと!」
「いや、それはその…」
「いやー、主人公の家庭が重苦しくなっていくにつれ、なんだか妙に笑えてな」
ドラえもんの『人食いハウス』なみのシュールすぎる状況ですが、奥さんとか普通人にとっては全然笑えないですよ」
「劇場じゃヴィゴ・モーテンセンのファンとおぼしきおねいさんが多く見受けられたが」
等身大パネルと記念写真撮ってましたよね。その観光地みたいなほのぼの加減と作品内容の落差たるや」
「場内明るくなって後ろの方から『ヴィゴはかわいいんだけど〜』と話す声が聞こえたぞ」
「本当、ファンってすごいですよね」
「殺人機械と化した暗黒ラストを目の当たりにして第一声が『かわいい』」
「人間は自分の見たいものしか見ないということでしょうか」
「まあ裂けた皮膚からブシュブシュ噴き出る血を見て『うおお』と感心してる人間に言われたくなかろうな」
エド・ハリスはまあいつものエド・ハリスぶりを発揮していました」
メン・イン・ブラックみたいだったな」
ウィリアム・ハート久し振りに見ましたね」
「笑うような安らかな顔で地面に転がってたが『遠くから全員で撃てよ』ということに尽きるよな」
「『ハンニバル』のゲイリー・オールドマンにも言えますよね。屋敷の大きさの割に黒服少なすぎ」
「人件費もバカにならないのはよくわかるが」
関連・id:hon:20051005#p1