honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「オープン・ウォーター」

(海のど真ん中で立ち泳ぎで漂いながら)
「(顔を真っ赤にして)オォォォ!」
「(プンプンしながら)プン!」
「ウォォォ」
「ガッ!」
「はい、自分内邦題『キャンプはこりごりでござるよの巻』の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に続く『コリゴリでござるよ』シリーズ最新作は『ダイビングはこりごりでござるよの巻』!」
「いやまったく」
「いやもうほんとに」


「なんで金払って『なんで金払ってサメのエサにならなきゃいけないんだ!』と叫ぶ人たちの映画を観なきゃいけないんだという話だな」
「なんででしょうね?」
「ちょっと期待したからだよな」
「いや、俺はそんなに期待してなかったですよ。先生が」
「俺のせいだって言うのか!」
「『怖いは怖いんだろうな。面白いかどうかはともかく』とかって」
「一応押さえておくかって思っちゃいけねえのか!」
「…とまあ、流れ通りに一応いがみあいつつですね」
「ぬー」
「劇場内が明るくなった時にそのへんのカップルの男の方が『そのままかよ…』と呟くのを聞きました」
「観たカップルが気まずい雰囲気のまま潮に流されてラブホに漂着するかと思うと笑えるが、そんなことで笑ってもな」
「一般試写は温水プールでやったとかで、そういう企画も込みなら思い出に残りそうですが」
「途中からプールにこっそり魚を入れてな」
「しかし撮り方にバリエーションがないのも辛いとこですよね」
「本物の鮫使ったりと真面目に頑張ってるが…」
「そんなんでまあ、大予算のハリウッド映画にはない怖さで目立つのも分かりますが…」
「どうすんだこの監督、次回作は…」
「『うひょーあの映画の監督?超楽しみー!』とはなかなか思われませんよね…」
「ぶくぶくぶく…」

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