honkyochiblog

honkyochinikkiから派生しました

「アイ,ロボット」

「はいはいどうも」
「(死んだ魚のような目で)あーおもしろかったー」
「そんな嫌味っぽい言い方しなくても」
「いえー」
「ポケーッと見てる分には面白いじゃないですか」
「きょうがくのしかくこうかにさきのよめないすとーりー」
「いやもうほんとその辺で」
「なんか『ロボットが人を殺した?→刑事が捜査開始→襲撃される→裏に黒幕がいる→強行突入だ→ロボット大挙襲来→死闘を制して事件解決』って流れ、どっかで見たような」
「なんでしょうね」
「『刑事は何も飼いません。故事引用は95%カットしました。』」
無印良品ですか」
「しかしマザーコンピュータみたいのがいきなり『環境を破壊する人間を打倒し革命を!』とか言い出すのが笑ったな。左翼だったのか」
「唐突でしたね」
「しかし字幕の問題なのかもともとそうなのか知らんが、この映画、会話が何か変だったな」
「今イチかみ合ってなかった感じでしたね」
「『車貸してくれよ』って頼みに来るダメっぽい知り合いの扱いとか含めて、なんか全体的にスッキリしない感じだ」
「あー個人的に思ってることなんですが、いいでしょうか」
「なんだ」
「『A.I.』に続いてまたも我々は女性型セクサロイドの活躍を見られなかったわけですが、いったいいつになったらハリウッド大作で見られるんですか!」
「知るか!」
「昔の映画でも、駄じゃれでタイトル決めるような洋ピンでもなく、さいしんのてくのろじーをくししたのがみたいんです!」
「寝てろ!」
「『A.I.』観たときに脳裏にパッとひらめいたんですよ!ジュード・ロウ演じるジゴロロボットと道ですれ違うキャットスーツのおねえさんロボットが『もうこんな人間の相手ばっかりの生活はうんざりだ』と一緒に逃げる話です!荒野をオープンカーですっ飛ばし、モーテルでやりまくりです!」
オナカップにバイブ突っ込むようなもんだ、生産的じゃないにも程がある!」
「そんなことありません!二人はメキシコを目指すんです!そこなら法は及びませんし、人間にだってなれるはずです!」
「いい加減にそのメキシコ幻想やめろ!」

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