「親分てえへんだ!」
「どうしたハチ。この忙しいのに」
「…何してんです眼鏡なんかかけて」
「けっさんのしょるいをまとめにゃならんのだ」
「決算?」
「上半期に観た映画んなかで何人死んでんのかをな」
「はー」
「映画がみんな『ザ・グリード』みたいに『90分で3000人!』とかコピー打ってくれりゃー楽なんだが。ぶつぶつ」
「あのー」
「『世界の(略)で、(略)を(略)ぶ』は『138分で1人死ぬ!』だ*1。ぶつぶつ…」
「こんなものが」
「『はてなダイアラージャンプまんがひゃくせん』」
「まあバトンの回り待ちな…」
「何と!」
「え?」
「百個も選べというのか!」
「あの」
「こうしちゃおれん!」
「いや」
「さっそくリストアップだ!」
「先生あのね」
「なんだっ」
「一人で百個選ぶわけでも、順番が回ってきてるわけでもないんですよ」
「だからなんだ」
「そんなわけですから、いざという時にそなえておくのも乙なものかと」
「Z?」
「乙」
「Z」
「乙!」
「マジンガー乙」
「Z葉」
「乙会」
「Z一」
「XY乙マーダーズ」
「はいドボーン」
「ぐおーやられたー」
「セレクトがマイナーすぎましたな」
「いや、ルールがあいまいすぎるんだ。何だ、多いほうが勝ちなのか?」
「まあそんなわけでジャンプ漫画百選」
「おうよ」
「選ぶだけ選んどきましょうよ」
「よし百個だな」
「全然聞いてませんでしたね?」
「うん」
(以下、「週刊少年ジャンプ超名鑑」を参考にします。)
○あ
「『アカテン教師 梨本小鉄』」
「いきなりそうきますか。ていうか挙げてくんですか?」
○い
「いや、ないのは飛ばす。引っかかったのだけ」
「どうぞどうぞ」
○う
「『ウルフにKISS』」
「うお!小谷憲一の、狼に育てられた少女が主人公のちょっとエッチなやつですね!」
○お
「『王様はロバ』」
「おおー」
○か
「『学園情報部HIP』」
「かなり懐かしい」
○き
「キン肉マン」
「既出のやつは選べないみたいですよ」
「じゃ『銀河 -流れ星銀-』」
○こ
「『こちら葛飾区亀有公園前派出所』」
「これは…過去を振り返る感じになりそうですね…」
○さ
「『魁!男塾』」
「さても当然ですね」
○し
「『ジョジョの奇妙な冒険』」
「死力を尽くす所存で望まねば」
「押さえで『CITY HUNTER』」
「しかしなにげに『し』は宝庫ですね。『シェイプアップ乱』も『純情パイン』もありますし」
○す
「『すもも』」
「!少しレアすぎませんか?」
「と見せかけ『スティール・ボール・ラン』」
「落差が激しいですね」
○ち
「ちょっと飛びましたね」
「直感的に選んでっからな。語れそうなやつを」
「やっぱ百は難し…」
「『ち』は『珍遊記』ー」
「コアなファンいますからねー」
○て
「『DEATH NOTE』」
「鉄板ですな」
○と
「『Dr.スランプ』」
「『と』も宝庫ですね」
「『とっても少年探検隊』」
「ほいほい」
「『飛ぶ教室』」
「またレアな」
「『DRAGON BALL』」
「なるほど」
「あ『ど根性ガエル』」
「ジャンプだったんですねー」
○は
「『バオー来訪者』」
「バルバル」
「『瑪羅門の家族』」
「積年の大怨でしたっけ」
「『ハレンチ学園』」
「リアルタイムじゃないことこのうえないですね。生まれる前だ」
「へえ『はだしのゲン』」
「ジャンプなんですねー。ビタイチ語れませんが」
○ひ
「『電影少女-ビデオガール-』」
「マジですか」
「映画『リング』と絡めて語る」
「わー誰かやってそう」
○ふ
「『ブラックエンジェルス』」
「雪藤!」
「スポーク!」
「地獄に落ちろ〜」
「地獄に落ちろ〜」
○ほ
「『北斗の拳』」
「これも競争ですね」
「『ボギー THE GREAT』」
「渋っ」
○ま
「『魔少年ビーティー』」
「これも絶対出ますね」
「あ『マジンガーZ』」
「これもジャンプですか!しかしいろいろ載ってたんですね!」
「あと『幕張』」
「すばらしくバラバラだー」
○め
「『メタルK』」
「巻来功士キター!」
○わ
「『ONE PIECE』」
「空島以前限定で?」
「いや、アラバスタ以前」
「御意」
><
*1:先生は観てないで適当言ってます。