「で、これだが」 「これですよ！」 「なんだ」

「これあれだよな、テーマ」 「はい」 「『ノリが悪い人にグラサンかけてもらうのは大変』」 「ものすごい嫌がりますからねー」 「透け透けサングラスをかける機会なんか滅多にないのにな」 「でもかけてくれない」 「路地で乱闘になるんだよな」 「はい」 …

「おお」 「そうなんですよ」 「二本立てか」 「ええはい。日比谷の宝塚劇場あたりでこの『ゼイリブ』観て、マリオンに移動して次の『ダイ・ハード』を観たわけです。父親と弟と」