honkyochiblog

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「ゼロ・ダーク・サーティ」

実話ベースで、監督が選んだ作品のスタイルがこうであり、中心にあるのが虚無やら執着やら狂気やらまあ何かそのへんであって、あとそもそも主人公の職業がこれなので、ってことで複合的にしょうがないのは重々承知だけど、やっぱりクライマックスで主人公が他人に任せきりってどうもね。どうにも納得できないんだよね。途中のあれこれがすごい出来なだけにね。
でも「NHKの朝ドラをハリウッドが作るとこうなる」と思って観ると心底ぶっ飛ぶよね。こういう朝ドラ超観たい。
あとカイル・チャンドラー、顔を見れば「ああ、いつも役人の人」って感じなのに未だに名前を覚えられないね。

「レッド・ライト」

ネタバレ回避で初日レイトに駆け込みあっはっは。いや、ちょ、ええっ…!みたいな。これまた余裕の藤子Fタグ認定。
オープニングよかったねこれ。キリアン・マーフィーがちょい古めの髪型でちょい古めの車運転してるから、あれ舞台は過去なのかなと思わせて。そういうちょっとした仕掛け好きだ。
本編については何も知らずに行っといてとしか言いようがないけどひとつだけ、デ・ニーロの役の若い頃の映像、あれCGなのか、似た人なのかな。考えるとキャリアの長い役者は自前でいろいろ撮影しておくと後で重宝するよな。
あと名脇役スキーとしては「ミスト」の全米射撃チャンピオン役で(俺に)有名な

トビー・ジョーンズと、
腹話術の人形が激ヤセした感じの

バーン・ゴーマンですかね。
あっシガニー・ウィーバーもよかった。エリザベス・オルセンはまあまあ。実にまあまあ。